前々回に正立ファインダーの紹介をしました。で、前回の記事で観望会で使った記事を書いた際に載っけた写真のファインダーに違和感感じた人、スルドイです。
経緯としてはファインダーの実使用の前にR130SfをAP赤道儀に載っけて動作やバランステスト*1しつつ星を導入してファインダーの調整をやって見る事にしました。本当なら星を導入する前にファインダーを調整するのが正解ですけど新しいアイテムを取付けるのに夢中で基本中の基本を忘れてました。(てへ
丁度シリウスが見えたのでそれを目標に入れてファインダーの光軸調整を始めたのですが、「めんどくさい」んですよ。そりゃね、コレをどれかの鏡筒の専用にするなら6点で精密な光軸合わせする意味あるのかもしれませんが少なくともSD81S改、R130Sf、R200SSと使い回す予定なんで面倒なのは嫌ですよ。*2ってな訳で使いなれた2点+スプリングファインダー脚50㎜用がVixenにあるので早速KYOEI大阪さんへ。「そんなんネットで買えばええやん」なんて話ですが、鏡筒が入らなかったりしたら一大事じゃないですか。口径が50㎜で一緒でも外径が一緒とは限りませんからね。
さて、Vixenのファインダー脚の50㎜用は2種あって脚の長さが違うのですよ。
これと、
これになるのですがウチ的にはコンパクトな方の前者を考えてたのですが、K氏から「それ、6点ですよ?」「バンドの前に六角レンチで締めるネジが3箇所あるんですよ」この一言で凍りつきました。
あっぶねぇぇぇ!うぉのれVixen!!(違
ネットで注文してたらやっちまうトコでしたよ。で、優しいK氏は店内の展示してるファインダー脚で現物合わせさせてくれました。*3
店で現物合わせ完了後速攻で購入し、*4自宅にて早速組み立て。
左がVixenのファインダー脚、右がSV BONYのファインダー脚になります。
単純に重たさで言えばVixenの方が重たいです。
まずはファインダーのプリズム側と対物レンズ側を分離します。
因みにこんなプリズムが入ってます。で、続きですが繋げたままでは通しにくいです。次にVixenファインダー脚正面の写真に見える黒いパッキンを取り外し大体青い矢印辺りまで対物レンズ側に入れておきます。次にファインダー脚のネジをなるべく緩めネジを赤い矢印辺りで締めれる様にセットします。セット出来たらここで軽くバランスを取りつつネジを絞めます。次に最初に入れたパッキンをファインダーとファインダー脚の隙間にネジこみます。パッキンはチトばかし力入れないとですが爪や精密ドライバーを使うと痛みますのでやめましょう。
これで移植完了になります。で、観望会の時にファインダー調整やりましたがあっと言うまに調整できました。これでセッティングが楽になります。( ̄▽ ̄)