自己満万歳

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A80MfとR130Sfでお月様撮影

 こないだ買ったA80Mfでお月様を撮影・・・したかったんですが中々天気と仕事のタイミングが合わず今日ようやくお試し撮影ができました。今回はA80Mfと一眼レフを使ってのお月様の撮影方法的な事も書いてみます。なんとも今更感がハンパないですけどねぇ。( ̄▽ ̄)

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A80Mfの31.7㎜スリーブを取り外すとM42のネジが切ってあるのでそこにTリング*1を取り付けた一眼カメラを取り付けます。

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それとアイピースと違ってカメラは重たいので鏡筒バンドを緩めて鏡筒をスライドさせてバランスを取ります。*2カメラはフルサイズだと重過ぎます。今回取り付けたEOS kiss Mが400g弱ですが最軽量フルサイズミラーレスカメラのfpなら370gなんでなんとかなるかもですが。後は通常の星を見るのと同じくファインダーで導入してからカメラの電源を入れてドローチューブを伸ばしてピントを合わせます。カメラに画像の拡大機能があれば更に微調整が効くでしょう。あと、富士フイルムとかのカメラではそうだったのですがカメラレンズが接続されてないと撮影出来ない事があるので設定*3を確認しましょう。

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鏡筒:A80Mf カメラ:EOS kiss M 架台:ポルタⅡ 露出:1/160 ISO:200 月齢:6.3 撮って出しで画像処理もトリミングもしてません。

お月様なら自動追尾無くてもいけるだろとポルタⅡで挑みましたがまーピント合わせで揺れる揺れる。で、なんとか撮れたのがコレ。スマホでのコリメート撮影よりは良く撮れてる・・・ハズ。因みにA80Mfの焦点距離は910㎜ですが使ったカメラのセンサーサイズがAPS-Cなんで1.6倍*4して1456㎜になります。バローレンズ使ったらはみ出るかもしれませんが木星とかならいいかも?シーズンになったら撮ってみよ。土星は来月後半くらいからなら狙えなくも無い?朝方だけど。それに木星土星撮るなら自動追尾必須ですかね。

 まぁこれだけだと寂しいのでVixenの初心者向けの双璧R130Sfでも撮ってみた。

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こちらも31.7㎜スリーブ外すだけでカメラが取り付けられる様になります。こちらもバランス取る為鏡筒バンド緩めて調整します。

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まーR130Sfはそもそも写真撮る用には考えてられないみたいですので重たいカメラだと接眼部が撓んだりヘタしたら折れたりするかもしれません。特にVixenの拡大撮影キットを使うのは危険ですね。バローレンズ使うくらいにしときましょう。

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鏡筒:R130Sf カメラ:EOS kiss M 架台:ポルタⅡ 露出:1/250 ISO:200 月齢:6.3 撮って出しで画像処理もトリミングもしてません。

 温度順応させてないとはいえシャープさはA80Mfのが上ですか。R130Sfの焦点距離は650㎜でさっきと同じ様に1.6倍するとこの写真は1040㎜相当になります。ただ、R130Sfで写真撮るならやっぱ赤道儀に載せて口径130㎜の明るさを生かして星雲・星団ですか。まぁ、あくまでコレで写真撮るならってだけで本気で写真撮るならもっと写真向けの望遠鏡買った方が吉ですかねぇ。*5何せドローチューブが弱過ぎてこれ以上思い一眼カメラとか天体用冷却CMOSなんかつけた日には重さで歪むでしょう。

 とまぁ、Vixenの初心者向け望遠鏡をポルタⅡに載せてお月様撮ってみましたけど自動追尾に慣れたら手動追尾は撮影に向いてないですよね。でも撮れない事はないですしコレをやる事で多少経験値にはなるか。でもウチみたいなテキトーな写真撮るにしてもやっぱりモータードライブの赤道儀は必須ですよね。そーなると余計な出費ががが・・・。

*1:Tリングはカメラメーカーごとに違うので注意

*2:実際はドローチューブを伸ばすので写真の状態より更にバンドをカメラ側にずらしました

*3:X-T100ではレンズ無しレリーズの設定を有効にする必要がある

*4:通常は1.5倍ですがCanonなんで1.6倍

*5:これを言っちゃ今回の記事の意味はなくなりますが