さて、そろそろ梅雨が近づいてます。ここ数日も曇天が多くて撮影どころか観る事も難しいです。そんな時は機材いぢりなんですけど使ってない鏡筒のメンテとかしたいものです。ところで最近使用してない鏡筒といえば、
Vixen A62SSです。まぁ、Vixenの不人気鏡筒ランキングなんてモノがあればトップ3に入るんじゃないですかね。(笑)
購入当初やてんしばでの観望会ではよく使用していたのですが新型コロナの蔓延で観望会がなくなり、専用バッグの中に入れっぱになってたのですが、また観望会が復活しそうなんでまた出してみました。ですがそのまま使うってのも芸が無いので色々やってみたかった事をやってみましたよ。
この記事上げた時の組み合わせ、結局接眼部に荷重がかかり過ぎてドローチューブが伸びて行くんですよ。でも、眼視するにしても写真撮るにしてもフリップミラーは使いたい。でも、さっきの記事でも書いた通りA62SSの純正オプションフローにはフリップミラーは取り付けられません。ならどうするかってーと、BORGのパーツを活用すると、
コレと、
コレを活用します。但し、[7424]は販売終了してるのでネットで探すか店舗に問い合わせてみて下さいませ。で、31.7㎜の差し込み部分を取外し、件のパーツを組み込むとこーなる。
で、この状態からフリップミラーを差し込みますとこーなる。
うん、いい感じ。でもですね、このままでは合焦しないんですよ。しかも前ピン。で、ここで必要になるアイテムがこれ。
コレを使えば前ピン解消出来ます。で、それに加えてカメラを取り付けるのですが、A62SSは付属パーツを使う事で
こんな感じで、直焦点撮影が出来るのですが、何せ31.7㎜径なんでイメージサークル的にAPS-Cとかフォーサーズならケラれないでしょうけど、フルサイズだと無理でしょう。でもフリップミラーに取り付ければ、
こーなります。取り付けてるのは手元にあったkiss Mなのですが、こーするコトで撮影鏡筒としても使え・・・いや、このままだと青ハロ写真量産するだけですね。そこでこれ。
で、取り付けると、
こーなります。これで絞りができてハロを消す・・・とゆか、マシになります。でも、撮影鏡筒と言うならばやはりフィルターが使えないとダメですよね。ところがフリップミラーを使えば可能なのですよ。あ、ちなみにこのアイテムも販売終わってます。
手に入れた経緯はこちらをどーぞ。
フリップミラーの差し込み部分です。でも、このままでは48ミリ径のフィルターは使えません。ですが、
コレをフリップミラーに取り付ける事で、
光害カットフィルターを取り付ける事も出来ます。一応これで撮影鏡筒としての体裁が整ったのではないでしょうか。Tリング改造レデューサーもありますしね。まぁ、それでもアポクロマート鏡筒程の性能が出るなんてのは期待して無いのですが、しっかりした鏡筒なんでやっぱ活躍させたいですね。